100円で充分なんだから。単純だけどとても効果的なトレーニング法とは。

鏡を用意しましょう。
できれば全身が写る大きな姿見、胸部以上が写る大きめの鏡(洗面台程度)、身近に置くサイズの鏡という風に幾つか用意できれば最高です。最低でも1つは表情全体が写るサイズの鏡を用意しましょう。そう、100円均一の物で充分です。そして毎日何度も、意識して鏡を覗きこみ、自分の姿を確認して下さい。

まずは、これだけ。

自分自身に自信のない人、あるいは他者から見て魅力の薄い人ほど鏡を見ません。中には自宅に鏡のない人もいます。
魅力的な人ほど鏡を見る回数が多いのです。実際、アメリカの大学で行われた実験では、廊下に設置された大鏡で自分の姿を映して見る回数の多い女性ほど、周囲から魅力的だと思われているという結果がでています。

単純な事なんです。
自分の容姿にすら無頓着な人が、他人の意識や行動を機敏に察する事はできないのです。

鏡を見る事に慣れてきたら、より積極的に鏡を利用しましょう。
まず、しっかり目を見つめる事。多分、最初はなんだか恥ずかしいなぁ、と思うでしょう。でも、そのうち鏡の中の自分に向かって、ニコって笑えるようになります。

ここまできたら、後は飛躍的に鏡の効果が出てきます。台詞のトレーニングなら、「自分はこんな表情で話しているんだな。」とか、「こんな表情で話しかけたらイイ感じじゃないかな。」という気づきが溢れてきます。アファメーションでも、ただ単に言葉を発するよりも大きな効果を感じる事ができます。

これはあまり一般的には触れられていないと思いますが、鏡は明るいところで使いましょう。太陽光でなくてもかまいません。化粧をするわけではないので、電灯/蛍光灯でも充分です。少なくとも表情がはっきりとわかる明るさ、できれば皮膚の調子がわかる強さの明かりを用意しましょう。