55％も？態度や仕草は言葉よりも、モノを言う！カノジョに気持ちを伝える仕草とは。

身振りや表情、姿勢など、言語によらない意思伝達経路(手段)をノンバーバルコミュニケーションと言います。日本語では非言語コミュニケーションと呼ばれています。もっと平たい表現だとボディーランゲージ、ですね。
実は、このノンバーバルコミュニケーションは、カノジョの心をつかむには非常に大切なんです。アメリカのアルバート・メラビアン教授の実験によれば、対面のコミュニケーションにおいて、発せられる情報の重要度は

• 言語によるもの → ７％
• 声のトーン → ３８％
• ボディーランゲージ → ５５％

で判断されるのです。
わかります？前回ご紹介のスーパーワード「それ、わかるなぁ。」も、頷いていなかったり、声のトーンが下がっていたりしたら、カノジョは「何にもわかってないくせに！」と逆効果になってしまうんです。つまり、仕草と言葉が一致していないと、カノジョはあなたを信用してくれない、という事です。
では、どのような態度をとればいいのでしょう。
まず、 声のトーンですが、深みを持たせましょう。地声の高い人も低い声を出しましょう、という事では”ありません”。喉や胸からではなく、お腹から声を出すのです。コツとしては、下腹部、そうですね、おヘソの下あたりを意識して発声するとイイ感じです。背筋を伸ばすとより効果的に深みのある声が出せます。

ボディーランゲージは、まずアイコンタクトです。アイコンタクトの苦手な人は、時々意識して「カノジョの瞳って○○色でキレイだな。」と思って見てみましょう。いい感じのアイコンタクトができるでしょう。アイコンタクトが苦手でない人は、睨みすぎないように注意(笑)。威圧感を与えかねませんからね。時々視線を下に外して自分の手元を見ましょう。(まさかバンザイしながら会話してませんよね？) 真剣にカノジョの話しを聴いて、考えているという事が伝わります。

身体全体としては、リラックスした態度が一番です。間違っても腕組みをしたり余所見をしたりしちゃいけませんよ。できるなら、猫背にならないよう、ややカノジョに対して身を乗り出す(やや、ですよ。やや。がぶり寄りしたら退く女性の方が多いですからね。)のが良いでしょう。

「そんな、ドキドキしてリラックスどころじゃないよ！」というあなたにはとっておきのオマジナイをお教えします。心の中でこう言って下さい。「今、僕はドキドキじゃなくて(カノジョと話せて)ワクワクしてる！」心理学的には、吊り橋理論の応用ですが、意外と効果的ですよ。
 
なお、ここで取り上げたメラビアンの説は、好意や嫌悪を表現した対面コミュニケーションにおいて、言語による情報と非言語による情報が異なっている場合にのみ適用されるものです。いつでもどこでもノンバーバルのみによってコミュニケーションが成り立っているわけではありません。 言霊と言うぐらいですから、言葉は重要なんです。